旅行記「高松→小倉編」①
たなたなです。こんにちは。
Twitterで、香港編、鳥取編、北海道編…と、旅の記録を書いたことがありますが、その続編です。
今回は「高松→小倉編」(2017.9)です。青春18きっぷ片手に、早朝に大阪駅を発ち、高松に寄り道してうどんを堪能し、小倉まで鈍行に揺られて、到着したのは日付が変わるか変わらないかぐらい・・・という、書いているだけで、お尻が痛くなっているような旅路でした。
まず・・・この夏に小倉を目指したのは、これは2回目でした。
なんとか未勝利を勝てるかもしれない、というレッドルドラに、スーパーレジェンドジョッキー(馬券邪魔された時は貧腕ペチペチ種無し漬物石)武豊が騎乗するという更新を受け、武豊と口取り写真に納まりたい!という情念に突き動かされ、一路小倉へ向かったのであります。
第一次遠征は、坂出でうどんを食し、備前長船の刀剣博物館を経由し、小倉へ、というルートでした。福山で心が折れ、そこからは新幹線で小倉に行きました。レッドルドラの肝心のレースは、距離延長が響いたのか、道中でスムーズさを欠き、直線で失速というものでした。
これは未勝利脱出すらやばいかも分からん・・・という中での、武豊継続騎乗での、小倉続戦の更新。レッドルドラにとって背水の一戦。もういっぺん行ったるで!武豊との口取りチャンスなんかそうそうないことやで!!と第二次小倉遠征に至ったのであります。我ながらようやるわ。
さて。
紙の時刻表、大量の本、口取り撮影用の服など、一泊のものにしては重くかさばる荷物を背負い、また、ころころと引き摺り、椅子取り大激戦を制し、普段なかなか読まないような小難しい本を上っ面だけなぞるようにしているうちに、四国に上陸しました。
難しい本も、逃げずに挑み、きちんと読める大人になりたい、と日々思います。
話がそれました。
奈良で過ごした時間が長いので、何度来ても、瀬戸大橋の上を渡るときはワクワクします。
讃岐うどん大好きなんです。いりこベースのだしがうまいし、麺の食べ応えもいい。ほぼ毎年、香川にはうどんを食べに行っています。
うどんを食し、長時間列車に揺られる準備―電車にトイレがないかもしれないので、出すものを出して、高松駅から、今度こそはオール鈍行で行ったるで、という謎の決意を胸に小倉へ向かいました。
後から見ると意味不明な心の動きというか、決意みたいなものってありますよね。
続く。
追記 これも下書き状態にしたまま放置。2021年5月に作ったもののようです。写真は、第一次小倉遠征時に立ち寄った、備前長船刀剣博物館で撮影したもの。日本刀には単なる武器で終わらない芸術性がありますよね。